2022年 幸先の良いスタート
2022年の仕事始めは北八ヶ岳1泊2日の縦走登山!
day1
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅から登山開始!
期待感高まる空の色!
行程にゆとりがあるので坪庭を経由して雨池峠へ向かいます。
坪庭の溶岩台地に上がると遠くの山々が。
雪に覆われた溶岩台地の奥に中央アルプスが浮かぶ。
年末に3度訪れた北横岳。
今日の山頂は風も弱くて大展望が広がっていることでしょう。
これが『八ヶ岳ブルー』!!
木々も雪を纏って青空に映えます。
そしてこの陽射し。
穏やかで気持ちのいい雪山日和です。
これから登る縞枯山が見えてきました。
縞枯山荘の前を通過して、
雨池峠からだんだんと勾配を増す急登を登り切ると縞枯山の山頂に到着!
気温自体は低いけど太陽の暖かさがあるので、快適そのもの。
縞枯山の展望台から茶臼山、白駒池、南八ヶ岳の核心の山々、そして遠くには南アルプス北部の名峰が。
さらに右側を見ると、中央アルプス、御嶽山と展望が続きます。
縞枯山から下ると立ち枯れゾーンを通って、
再び樹林の中に入って、茶臼山の登りへ。
20分ほどの登りで茶臼山山頂へ。
山頂に荷物を置いて、西側にある展望台へ。
※↓の画像は < > で山名入りの展望図に切り替わります。
大展望の茶臼山を後にして、中小場まで下り茶臼山を振り返ります。
下りだとサクッと終えちゃうけど、ここを登るのはなかなかしんどい。
大石峠、茶水の池を経て、麦草峠に到着。
お疲れ様でした!
麦草ヒュッテではスタッフの皆さまとコケ丸が暖かく迎えてくれます。
食事も美味しく、とても快適な山小屋時間でした。
お世話になりました!!
day2
翌朝、小屋前でしっかりと身支度を整えます。
思ったよりは風もありません。
出発直後、茶臼山に朝日が当たって輝いています。
まずは白駒の奥庭を通って白駒池へ。
冬の白駒池は大雪原でした!
しばし遊んだあとに白駒池を後にして高見石へ、見どころが続きます。
高見石小屋に到着。
さて高見石に登ってみましょう。
高見石に登るとまず目に入るのは浅間山!
高峰高原、湯ノ丸高原の山々、四阿山と根子岳まで山が連なっています。
黒い森に純白の円形は、さきほどまで居た白駒池。
昨日歩いてきた縞枯山と茶臼山。奥には蓼科山も。
これから向かうお隣の中山。ぐるり360°の展望でした。
さて高見石を降りて、お次はこの中山山頂を目指します。
樹林から空を見上げれば今日も空は八ヶ岳ブルー。
樹氷が見事な中山展望台。
本来ここからは北アルプスを含めた素晴らしい展望が開けるのですが、この日は風が強く体が冷えるので早めに通過。
この山旅最後のピーク中山山頂を踏んで、下りにかかると空には彩雲が広がっていました。
この日最後の絶景は見晴し台から天狗岳、硫黄岳の雄姿。
中山峠へ経て辿り着いた黒百合ヒュッテの前は、多くの登山者とテントで賑わっていました。
天気に恵まれるとこんなにも快適なんだと改めて思い知らされた北八ヶ岳の2日間。
夏のゴロゴロ岩、ぬかるみ、ザレた道。全てを雪がかき消してくれる冬がやっぱり北八ヶ岳のベストシーズン?
いやいや、苔が見えないからやっぱり春~秋??
結局はどちらも最高なんで、そんな「フルシーズン楽しめてしまう」のが八ヶ岳の魅力なんですね。
長い縦走も手軽な日帰りも緊張感のある岩場も稜線を彩る花々も。
山の楽しみがギュッと詰まった八ヶ岳の山々、今年もどうぞよろしくお願い致します!
素晴らしい2022年のスタートが切れました。
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【2022年1月21日(金) 地図の読み方~はじめの一歩~】
【2022年1月23日(日) 地図の読み方~second step~】※これまでに高尾での地図読みにご参加いただいた方が対象です。
○雪山登山のはじめの一歩はここでもOK!タイミングがよければ一面霧氷の銀世界に。
【2022年2月5日(土)雪纏う赤城山】【あと1名】
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【2022年2月6日(日)めざせ一ノ倉沢!谷川山麓スノーハイキング】【あと2名】
○このブログと同じ行程です!山小屋泊の雪山縦走にチャレンジ!初心者OK。
【2022年2月11日(金)~12日(土)はじめての雪山縦走・北八ヶ岳】【あと2名】
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【2022年2月18日(金)-19日(土)裏磐梯・五色の沼と黄色の滝】
○ほんとの空は安達太良山にある!山小屋泊まりで充実の雪山登山を。
【2022年2月23日(水祝)冬の北八ヶ岳 縞枯山・茶臼山】
☆3月以降のコースはこちら→「春のガイドメニュー」
みなさまのご参加お待ちしております!!