実戦投入はあり?なし?スペシャリスト デュオ(設営編)
※今回はあまりにも趣味性の強い極々個人的な内容です。
前々回のブログでアップした新規導入のシェルター「スペシャリスト デュオ」の試し張りに行ってきました。
スーパーライトツェルト2(以下ツエルト)に勝る点、劣る点は如何に!?
スタッフバッグから出してとりあえず広げる。
!?どこが床面?え??
ってぐらいどれが床でどれが屋根面なのかわからない…
床と側面の壁が黄色なのね。了解。
はじめて特有のもたつきを楽しみつつ、なんとか床を下にして置けました。
ではではペグ打ちへ、おおおー。だいぶ本体から遠いところに打たせられる。
これは明らかにデメリット。
他の登山者、または自分で足ひっかけそう。
リフレクターはついてるものの、ガイラインも細くて黒で夜よりも昼に見えずらい感じ…。う~ん。
更にこれまたはじめて触る自在の操作に戸惑いながらなんとか6本を打ち終える。
そして付属のポール2本で本体を立ち上げると…
こんな感じ。
ここのところ、昨今の設営簡単テントや、慣れ親しんだツエルトしか扱っていなかったので、ここまでてこずったのは久々の体験。
もっとテンションをかけてみます。
それっ!
おおー。それなりの形に。
途中、張り綱のちょっとしたギミックにまごつきながらようやくさまになりました。
はじめてということもありますが、設営はスーパーライトツェルト2の方が簡単というか単純?
でもこれは慣れで今後大幅に改善できそうな気がする。
では、さっそく内部へ。
入口の壁は邪魔なので巻いて止めておく。
当たり前ですが、出入りは明らかにスーパーライトツェルト2よりこちらの方がスムーズ。
入口横にはシューズ置き場?が。もちろんシューズ以外も色々置いておけそうです。
靴でもなんで全部室内が当然のツエルトに慣れ過ぎて前室があること自体が新鮮。
何を置くべきか全然思いつかない。
もちろんこのシューズ置き場、逆側にもあります。
結露のほどを見て、今後何が置けるか決まってくるでしょう。
室内の頭側。普通サイズのカップ麺を置いてみました。
スペックでは幅94cmですが、そこから手前に向かって120cmまで広がってくる形状なので十分に広く感じました。
いい感じです。
そして頭側の壁面には、
4つに仕切られた小物入れが!逆側にもあるので計8つも。
もちろんツエルトにはこんなのない。何をいれよう。
ヘッドランプ、スマートフォン、眼鏡…
まだあと5個もある…。
ボールペン、メモ帳、、、飴、ガム、チョコ。
よし。
それでは次は前室を見てみましょう。
メーカーのマニュアル曰く「オープンシェルター構成」にするとドアフラップが跳ね上がり、前室が広くなります。
このギミックは最初意味不明だったが、室内から操作してみるとちょっと感動。
これは雨の日も屋根の下で快適に煮炊きができそうです。
防水のシートとインフレータブルのマット、あと実使用を想定してザックを置いてみる。
普段は使わない180cmのマットを敷いても頭と足には十分な余裕が。
幅も人間+ザックでもいけそう。
でも本来はザックは足の下に敷くので更に広々ですね。
さすがDUO。文句のつけどころの無い十分な広さ。
足元はこう、この状態だとかろうじて足は天井に触れていません。でもザックの上に足置いたら天井に触れるかな。
そうなると結露がどの程度かが問題になるけど、今日はそこまでは実験できません。
まぁ結露はするだろうから最初はシュラフカバー持参がベターですね。
寝た状態で外を見てみる、メッシュ越し。写真よりも実物は全然クリア。
それにしてもいいロケーションだなー。
メッシュも開けてみる。木漏れ日が差す最高の陽気です。
この解放感はツエルトの比じゃない。
最後は満を持して両サイドフルオープン!
風が抜けるその感覚はほぼ屋外。
側面の立ち上がりの低さが効いてます。が、それは今後吉と出るか凶と出るか。
しばらくこの状態で横になってみましたが、病みつきになりそうな感覚です。
どこで張ったら気持ちいいか?あそこか?いやあっちもいいな。
しばらく想像して楽しみました。
以上でスペシャリスト デュオの試し張り終了です。
最初はちょっと「これ大丈夫か?」ってぐらい張るのにまごついて、一瞬「これ実戦投入無理かも…」ってぐらいのとこまでいきましたが、やっぱり必要なのは"慣れ"。
あっちこっちいじって時間が経つほどに「悪くないな」「おっ!こんな機能が」「あれ、いいかも」と高評価に変化していきました。
結果、実戦投入はもちろん全然あり!
でもどちらかというと、好天が予想されるロケーションの良いテン場の時はスペシャリスト デュオを。
悪天予報の時は信頼のスーパーライトツェルト2を。
しばらくはそんな二刀流で引き続き山でのテント生活を楽しんでいこうと思います。
でもめちゃくちゃ悪天候下でのスペシャリストデュオの性能も試したいなぁ。
まずはどこかロケーションの良いテント場で実戦投入、楽しみです。
※もしここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら本当に私的な内容にお付き合いいただきありがとうございました!!