中央分水嶺トレイル その1
※この記事は大半がお客様からご提供いただいた写真で構成されています。ご提供心より感謝申し上げます!
6月下旬、長門牧場からはじまり、霧ケ峰~美ヶ原まで歩く 中央分水嶺トレイル をガイドで訪れました。
天気予報はと言うと…3日間とも雨でもおかしくないようなすっきりしない天気予報。でももう慣れっこです。
day 1

これもこの日たくさん見かけたフタリシズカ。
能の『二人静』に由来し、それに登場する菜摘女と静御前の亡霊を示す"フタリ"なのですが、なにが二人なのか。このように3も4も当たり前。
花弁も萼のないいわゆるストリップフラワー。

大きくはないが坪庭的な雰囲気で情緒ある白楽天の滝。
この時期は水量も多め。
周辺はやはり大雨などの影響で木が倒れていたり苔が剥がれていたりしてちょっと様子が変わっていました。
ここから、おいおい!っていう急登を登って(蒸して暑かった…)ゆるーく下るとRegion Aの終了点、大門峠です。
この日はいったんそこで解散とし、各自で白樺湖周辺の施設に宿泊。
day 2

起きて宿の窓から外を見るも…雨。
朝食を食べつつ、度々外を見るも雨、雨。
出発間際にレインを着るかどうかを判断するために外を見るも…やはりちゃんと雨。
朝イチから雨具か、暑くて嫌だなぁ…。
なんてテンション低めでレインウェアを着て登山靴を履いて外に出たら……
止んでる。
どうせまたすぐ降るんだろ、と集合場所の大門峠に向けてそのままレインウェアで歩くもなかなか降る気配なく…結局暑くて脱ぎました。
大門峠でお客さんと合流。

北の耳からゼブラ山に向かう途中でコバイケイソウの群落に出会いました!
今年は当たり年です。
花の形からコバイケイソウのバイは"梅"となんとなく分かりますが、では「ケイ」は?
ケイとは漢字で書くと"蕙"と書き、"蕙"とは紫蘭(シラン)のことを指します。
「小さな梅の様な花で葉が紫蘭に似ている」というのが名の由来となります。

ゼブラ山~バイオトイレが新設された奥霧小屋を経て、八島湿原の西の端「八島池」へ。
この先の八島ビジターセンターでRegion B は終了。
水分の補充も行えて、トイレもあってイスやテーブルもあるのでしっかり休んで食べて後半戦へ備えます。

木道の傍にもポツポツと花が見られました。
これはアマドコロ。
変な名前なうえに、ナルコユリなんかと似てて紛らわしい!その見分け方はさておき、この名前。アマ?ドコロ?
これも漢字にしてみると甘野老。
アマはそのまんま"甘"です、甘いんです。ではどこが?
そう、根っこが甘いらしい。では野老(トコロ)とは?
野老とは別名オニドコロとも呼ばれる草でその根はなんと毒芋です。
その毒芋の形にアマドコロの根も似ていて食べてみると…なんと甘い!ということで「アマドコロ」となったようです。
ちなみにオニドコロの毒はシュウ酸カルシウムなので頑張ってあく抜きすれば食べられるらしいです。飢饉などの時はどうにかして食べたとか。
一方アマドコロは根も葉も普通に食用。葉っぱは青森や山形などでは市販もされているようです。
以前銀座にある山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」で見かけて買った記憶があります。春になると出回るので探してみて下さい。
と、アマドコロの話が長くなってしまったところで、Region C からはその2へつづきます。
☆募集中の企画です!!
○朝日を浴びる剱岳の絶景、緑がそよぐハイマツの海、後立山の盟主をじっくりと楽しむ。
※明日13日まで募集延長してます!!
○剣ヶ峰だけじゃない!コマクサ咲く継子岳、雷鳥にも出会えるかも。
○槍穂高の展望台、信州の名峰を縦走。
○無理なく、急がず、北アルプスの頂点に立つ。
他にもいろいろと募集中です→ガイドメニューへ
みなさまのご参加お待ちしております。