立山連峰縦走
〜薬師岳・五色ヶ原・立山〜 その3
小屋から出発し1分のテント場から、(トップ画像の)二つの峰。
スゴノ頭と越中沢岳がみえます。
テント場からは早速、下り、登り、下りとアップダウンが始まりました。
二つ目の下りを下りきった鞍部がスゴ乗越。
しばし休憩し、最初のピーク、スゴノ頭の登りに取り付きます。

スゴノ頭付近より。
ハイマツ越しに薬師岳が良く見えます。遠くに笠ヶ岳も見えてます。
スゴノ頭はピーク手前がハイマツと真砂の広場のようになっていて、そこから越中沢岳方面に下るのでピークは踏みません。
広場で休憩し、まずは鞍部まで100mほど下ります。
すでにかなり暑くなってきました。

越中沢岳は完全に南向き斜面の登りなので、晴れていると日射がきついです。鞍部から280mほどの登り返しです。
急登部分を終えるとホッとするこんな道に。
登山道脇にはチングルマの花が。
道の先に見えるのが越中沢岳の山頂です。

越中沢岳から五色ヶ原方面。
遠くに立山も見えているが、とにかく五色ヶ原が見えてなんとなくホッとする。
ただしあまり早く見え過ぎるともう少しと思い込み、気が抜けてしまうのが…。怖いです。
ここからまた250m弱下って、250m強登り返します。
そうすると中央にみえる山頂部の尖った鳶山です。

リンネソウ。
リンネは輪廻ではなく、カール・フォン・リンネという人の名前です。
カール・フォン・リンネは「分類学の父」と呼ばれた生物、植物学者で、そのリンネが「私の花」と呼んだのはこの花。
かつての日本名は「夫婦花」。安易だが分かりやすい。
草本(草)ではなく木本でチングルマなどと同じ小低木ですね。
結実率が低く主に地下茎で増殖しているらしいです。
小さな花々にも様々な生き残り戦略があるんですね。

アザミなどと同じキク科でトウヒレン属。アザミはアザミ属。
トウとは漢字で「唐」で 外来的な という意味があります。
針葉樹のトウヒも漢字だと唐檜。
トウヒレンやトウヒのどこがどう外来的か?というのはおそらく名を付けたの人の主観ですので、そこは…感じ取って下さい。

めちゃくちゃ地味だけど名前は嵐草。
これはさすがに名前負けか。
嵐の中でも生育できるという意味合いなのでしょうか。
それを言うと大抵の高山植物はそうしているわけで…。
花の名前は命名者の主観が多分に含まれますので、なんでだ!と言っても仕方ないんですね。

鳶山も途中から勾配がきつめになり、隣の無名ピークとの鞍部に登るとその先の斜面はお花畑。
写真だとよく分かりませんが、おおー!となる感じです。
ハクサンイチゲとシナノキンバイがメインの雪田系です。

鳶山を越えるといよいよ五色ヶ原。
さっそく山頂から木道が延びていて、その先の先に赤い屋根の五色ヶ原山荘が見えました。
右奥の方に点在するのが三日月池。
白いのは雪渓です。
だいぶガスってきました。